Sustainability Research 22

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Gothenburg / Sweden

さらに、purely autonomous way(純粋自動道路)では既に行なわれていることですが、インターネットにもセントラルトラフィックコントロールセンターなどに接続する必要がない自動制御システムが、今、使われようととしています。
しかし、クルマはが決まりきった操作を行なっていることは、ほとんどの人にとって劇的な出来事ではないでしょう。

我々はしばしばクルーズコントロール(車間自動制御)システムやACCシステムを使ってきました。
それらは画期的な方法というわけではありません。
クルマがそのような機能を果たしているだけです。
そして、もし周囲を他のクルマが走っていなくとも、ドライバーが運転していなくてはなりません。

もし、クルマが全てを行なうというグーグルのアプローチ方法をとるならば、そのクルマだけでなく、その周辺のクルマや歩行者などにとっても驚くべき出来事です。
自動運転が社会的な信頼を得るには、時間がかかるでしょう。
それゆえに、私はステップバイステップで進めていくべきだと考えているのです。
これは、まだ明確に見えてはいませんが、クルマ産業とインフラとの間のDialogueはもっと近づいていくでしょう。
なぜなら、次のように信じているからです。
我々は、自動運転は非常に重要なものになると見通しています。セーフティのためだけに限らず、さまざまな可能性があるからです。
現在ハイウェイにおいても一般的なことですが、もし車間距離を選ぶ必要ながなくても、我々はロードネットワークの可能性を得ることができます。
これによって交通渋滞を解消してお金をセーブすることができ、非常に大きな利益を生みます。
ですので、自動交通システムにおいては、インフラの側面から大きな利益を得ることができると信じているのです。

もし、ドイツにおいて、いつも混んでいる道路の4車線のうち2車線を完全な自動運転車のレーンにしたら、新たな道路を建設するよりもかなり低予算で、25%以上も道のキャパシティを増やすことができるのです。
それゆえに私は、クルマ産業と社会との間とのDialogueを近づけることが、この5〜10年の間の大きなチャレンジとなると考えているのです。