自動車安全技術は著しく進化している。
市場ではクルマそのものが事故を回避する「ぶつからないクルマ」が拡大し、その先には自動運転技術の実用化も見え始めている。
技術の深化の対局には、ヨーロッパの「ウィーン会議」のようにブレーキも存在する。
「安全を守る主役は、あくまでも人」だ。技術に頼る前に、ドライバー自身の安全意識を引き出す。そのために、カーナビ技術を核にさまざまな情報を融合させ、新たなコンテンツとしてユーザーに提供し、安全意識の向上に役立てる取組みがある。
今回は本田技研工業グローバルテレマティクス部を例に、その取組みについて考えてみたい。
(資料提供:本田技研工業株式会社)
危険な場所はどこ?「ヒヤリ・ハット」情報を共有して安全なまちに。
本田技研工業グローバルテレマティクス部サービス研究開発室チーフ 仙石浩嗣
本田技研工業グローバルテレマティクス部アプリケーション企画開発室長 宍戸完