Sustainability talk 17

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California / USA

例えばノーエミッション?

ニスラー ノーエミッションは不可能だと私は思っています。
しかし、もちろん、できるだけ排出ガスを低減したシステムでなければなりません。

ギシャール 今、申し上げたのは長期的な視点での話です。
もっと短期的には、2020年、2025年には、自動車のアクティブセーフティに関する性能はもっと充実しているでしょう。
自動ブレーキ機能の搭載や一部操縦の自動化が実現しているはずです。
エンジン型式は多様化し、恐らく政治的な理由から、ディーゼルエンジンの重要性は今より薄まるでしょう。ディーゼル車はガソリンハイブリッド車に取って代わられます。
自動車の電池や、テスラなどの電気自動車の技術は発展するでしょう。
モビリティの使い方にも変化があるでしょうが、変化はそれほど急速には起きないはずです。
まずは社会の変化が必要です。

自動車での個別輸送は、従業員が自分の責任で出社時間を決めることを容易にします。
あなたが会議に間に合うように出社したのに、上司に遅刻だと言われたとしたら、「自分はもっと早く職場に着きたいと思っていましたが、そうしないことに決めました」と言えます。
このように社会の変容が必要です。だからモビリティの変化にも時間がかかるのです。
しかし、自動車は短期間に大きく変化することを求められています。
我々は既に問題に直面しているからです。
石油に関する軋轢が生じていますし、大気汚染や交通安全の問題もあります。
だから現在既に、素早い問題解決が急務となっているのです。