Sustainability Talk 002

「危険を理解させ危機管理を行うために。」アンドリュー・ピアース

国際赤十字赤新月社 グローバル・ロードセーフティ・パートナーシップ 最高責任者

写真:アンドリュー・ピアース

写真

London/UK

Global Road Safety Partnershipー直訳すれば全世界交通安全共同体、国際赤十字赤新月社の中にそれはある。交通安全に問題を抱える地域や国々で問題解決のためのパートナーシップをつくり、問題解決にあたる実践部隊。交通や自動車の安全に関して、資金以外で、日本が世界に貢献できることって何だろう。

年間120万人の交通事故死者を救うために、日本のノウハウが必要です。

交通の問題は、移動に伴うエネルギーに関係しています。

写真

London/UK

物体が移動するとき、例えば時速50kmで走っている車は、20個の弾丸と同じエネルギーを有しています。もし衝突すれば人体に大きな影響を与えるわけですが、ヒトは、このエネルギーを見ることができません。聞くことも、触れることも、においや味で察知することもできません。ここが難しいところなのです。

この問題に対して盲目である(自分に向かって来るエネルギーを感知することが出来ない)人々が傷ついたり死に至ることを防ぐために、我々は、人々にこの問題を理解してもらって危険と安全を知り、盲目ではなくなるようにしなくてはなりません。そして一方では、人々を守る技術を必要としています。

人々が交通というものを学び理解し、正しい行動をとること。そして、道路や車の安全技術です。

致死率の高いウィルスや天災以上に、ロードセーフティの問題は大きな地球規模の危機となりつつあります。今、我々は何かしなければなりません。