Sustainability Talk 007

クルマ、モビリティは、現在のヨーロッパの人々にとってどんなものなのでしょうか?

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Salzburg / Austria

消費者は何をもってクルマ選びを決定するのでしょうか。
価格が重要であることは明白でしょう。
クルマは非常に高額で、タイプによってさまざまですね。
私は、クルマの燃費こそ重要な要素と思います。大型車も、最近は技術の進歩によって燃費がよくなっています。
しかし、価格の問題はより難しくなっていますね。
登録にも、更新(renew)にも、利用するための税金などにも、さまざまな面でお金がかかります。
クルマを頻繁に使わない人は、大きなクルマに目が行きますが、日常的に使う人ほどクルマがコンパクトであるかどうかをより重視します。確かに pricingにもよりますが、小型でよりコンパクトなクルマが市場では需要が高まっていると思います。
それは渋滞の問題でもあり、駐車スペースの問題でもあります。たくさんの原因とたくさんの解決法を同時に持つ問題です。
私は、我々はよりよい公共交通手段を必要とすることをはっきりと確信しました。
クルマを必ずしも使わなくてもいいのです。
街から街へ行くには電車に乗るほうがよいでしょう。比較の問題ではありません。街なかにおいては、大きなクルマからコンパクトなクルマへシフトするかどうかではなく、公共交通機関へのシフトが優先されるべきでしょう。どこを走らせ、どうオペレートするか、トラムやバス、地下鉄のどれを利用するか、それは街の大きさによって異なります。安全面でも、公共交通機関のほうが良いでしょう。
これから2050年までにより燃費効率の良いエンジン技術や駆動技術が現れて、タイヤの技術も向上し、走行距離も長くなって、さらなるエレクトロニクスや安全技術が市場に入ってくるでしょう。
これはまだ我々にも未知の新しい技術のことですが、これが解決策になると思います。vehicle freeは改善され、環境配慮型となるはずです。
大きな変革がある前の時代なのですね、今は。

ヨーロッパではその考え方は有効ですが、アメリカ、アジア、中国などインフラや公共交通機関のない場所ではどうでしょう?

将来、交通機関はすべてセパレートされるべきだと考えます。
もっと発展し、高齢化も進んだら、異なる交通機関が必要になります。高齢者は高齢化によって運転に適さなくなるので、彼らは彼らにとってより便利な交通機関にシフトしていきます。
世界で70〜80%が都市部に住んでいます。アメリカ、アジア、中国などもそうです。
都市部は交通機関が発達しています。