Sustainability Talk 007

車道と歩道は完全に分けるべきですか、それとも混在すべきでしょうか?

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Geneva / Switzerland

最善の方法は歩道を保護することです。歩道に、車などの交通手段の侵入を禁止する。
1月のロードセーフティコンベンションでの会議では、南アフリカから多くの参加がありましたが、問題は、途上国においては歩行者の歩道がないことです。
途上国の多くに存在する問題で、そんなにはなれていない村と村の間にも、車道、歩道とは区分けされていません。
都市部ではもっと歩行者に注意が必要で、保護されなくてはなりません。
また、一つの道をさまざまなクルマが混在することも問題です。たとえばモーターサイクルは分けられなければならない。
途上国でも同様で、クルマ、モーターサイクルなど、同じ交通ルールのもとで、しかし分離された道を使用すべきです。
環境に配慮しても、道路での混在はよくない。道は共有されるべきですが、分離されるべきです。交通安全面でも、汚染を考えても。

日本のどんな技術やアイデアが、ヨーロッパの交通安全構築を支援できるでしょうか。

たくさんありますが、例えば、日本にはJAICAのような良い支援システムがありますね。
たくさんの国々でマスタープランを発展させる支援プログラムがあります。国の交通プランや、大きな都市のマスタープランなどですが、事例も既にあるし、これからも、途上国においてインテリジェント交通プランなど、安全面だけでなく環境についても考慮されていて、技術面も、さらにアプリケーションの点でも日本の技術やアイデアが必要とされているのではないでしょうか。
また、貧しい国においてはインテリジェント交通システムのマスタープランの導入はすべきでないですが、日本政府のインテリジェントシステムのマネジメントノウハウは他の国々でとても役に立つでしょう。
それに、私もUNと日本の協同によるプロジェクト実現を見てみたいと思っています。
ヨーロッパでは、例えば鉄道システムの大きな問題があります。それは互換性の欠如です。このような互換性の無い多くの国が混在するヨーロッパで、我々がどう政府を支援できるか。現在は、グルーバルエリアでの国々の国際交通のイノベーションのロードマップを適合させることなどを我々は話し合っています。