Sustainability research 16

NHTSAは、全自動車メーカーからaction on driver destructionを求めていますが、
あなた方は答えを持っているのですか?

我々はNHTSAと大変強いコネクションを持ち、また数多くの討論を行なっています。
なぜなら、クルマの中でドライバーが負傷するのを最小限に抑えるために我々が行なっている結果を提供するためです。
「我々は多くのクルマが搭載するこうしたシステムのフロントランナーだ」と、私は思っています。
我々は、人々がやってはいけないことについて知識を得られるように、多くのことを実施してきました。
また、ラジオやナビゲーションシステムについては、ドライバーはその問題に対してよく対応していると私は思います。
例えば、私たちは文字を書くときは声を出しません。
しかし我々はシステムに声を出して話しかけることで情報を伝えます。
なぜなら我々は重要なやってはいけないことを知っているからです。

それは、ヒューマンインターフェースの問題ですね。

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Salzburg / Austria

そうです。
IT機器のインターフェースを考慮しなくてはなりません。
我々は声や話し言葉によってやりとりされるのを見てきました。
それはクルマに要求を伝えるための、一つの最良のソリューションです。
なぜならシステムを見なくてすむので、常に道に目を配ることができます。
そしてクルマに必要な情報を与えることができます。

我々のゴールは、ドライバーが常に自分のクルマに対応できることです。
我々のシステムは、危険な事故や危険な状況を回避するのをアシストするためのものです。
常にドライバーは船長なのです。
ドライバーは常に行動しなくてはなりません。
我々の全てのシステムは、もしドライバーが行動すればドライバーと対話できるのです。
ですから私は、将来我々のクルマが運転をオートマティックに助けるようなことはないと思います。

SHINPOの読者に、メッセージをお願いします。

我々は多くのクルマに選択可能なエンジン、電気などがあることを見てきました。
もちろんそれは、実際に我々が未来のものとして常に注目しているもののひとつです。
私は確信しています。
もう数年もすれば特に都市では多くの電気自動車が走っていることでしょう。
しかし、一方で、こうも確信しています。
20年後には、ドライバーと会話するエンジンを搭載したクルマが登場していると。