Sustainability Research 20

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Montreux / Switzerland

そして、もう一つのものが必要です。
電気です。
太陽光によって電気を得ます。
でも、これも設備投資が必要ですね。ロードサイドユニットはエネルギーを必要としますが、ケーブルを設置するのと同じようなコストがかかるでしょう。
ですから、最初の導入シナリオはロードサイドステーション、ホットスポットを有していますが、我々が費用対効果を見るとき、それは大変ネガティブですね。
なぜなら、ロードサイドユニットボックスが理由ではなくこのバックグラウンドのせいです。

私は日本の状況を知りませんが、たしか、数千のホットスポットがありますね。
おそらく、自動車道には既にエレクトリシティが備えられていて、オプティカルケーブルも。
でもそれはドイツにはないんです。なぜなら、過去にそのニーズがなかったのです。
彼らはそのエリアに自動車道を作ったりあるいは改修したりしましたが、エレクトリシティを作る必要はありませんでした。
なぜなら、彼らはサインなどが一切必要ではなかったからです。
そして、これくらいまとまった距離の自動車道なら、投資するには、注意深く考えなければなりませんね。それが、問題のポイントです。
アイデアが出てきたとき、ロードワークトレーラーでスタートし、次にエレクトリシティを得れば、このシステム全体に対して必要なのはただひとつ、コミュニケーションモジュールだけです。
もっとゆとりを持ったタイムスケジュールで、この全ての、他のものも含んだものを進められると思います。
それで、ドライバーと道路工事従事者が道路上にいて、予期できなかった危険な状況にあるとしたら、それはシナリオの導入をする上で、とてもよい状況だと思います。

そのケースは、引き金となるってわけですね。

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London / UK

そうですね。
そして、他の機能やアプリケーションなどは、これをベースに後づけすればいいのです。
そのような理由で、私は非常に楽観的に考えています。
今始まっているディスカッションは、これに基づいて具体的にまとまっていくでしょうし、今年中に、きっとドイツでの導入に関するアクションプランが出てくることと思います。