Sustainability Research 21

近い将来、3〜5年後、コンピュータやITやテレコミュニケーション、
新たな安全技術でクルマは大きく変わりますね。「ベストカー」はどんなものになるでしょう。
どのようなものになればよいと思いますか。

そうですねえ、未来のクルマは、安全なクルマですね。
現在、我々が得ているものよりももっと安全、ということです。
なぜなら技術はそれができますし、人々はそのような安全性を求めるべきです。
言うまでもないことですね。
そして、クルマは環境にやさしいもの(energy smart)でなければなりません。
それは、我々がエネルギーを石油に頼らなくてもよくなることを願います。
私は双方が得られたらうれしいです。
私は、このように思います。

写真

New York City / USA

安全や環境の他に、クルマは基本的にA地点からB地点に行くためのものですね。
我々は、クルマに搭載されるファンシーな装備のことを話しますが、人々は生活あるいはビジネスで自由に移動するためにクルマを買います。
ここからはなれた場所でビジネスをするため。クルマは、そのニーズを可能にします。
私にもわかりますよ、ファンシーな設備がクルマにどんどん取り入れられていることが。
GPSから、インタラクティブヴォイスまで。

しかしそれらは今も贅沢品でしょう。
私は、ほとんどの人は、それらに時間を費やさないと思います。
ほとんどの人は、車に乗りこみ、発進させ、オフィスに向かい、あるいはゴルフコースに向かい、そして次の仕事場に向います。
それで十分ですね。
A地点からB地点へ安全に行くことがオプションになってはいけません。
もちろん、ドライブを楽しむためもありますが、そうなると道路には、楽しみを求める人のクルマがあふれてしまうじゃありませんか。
「Fun to drive」は、楽しむことが難しくなっていますね。

私たちは今も、クルマはfunであることを願っています。
クルマは楽しみでもあります。
クルマに乗り、望むことができればいいと思います。
そして我々はプロテクタブルでもありたいと思います。
しかし、将来、ますます、鍵は「安全」そして「低燃費」となるでしょう。
それらはキーアイテムですね。

しかしエンジニアが我々のためにその方向に行くのかどうかわかりません。
もしかしたら、空飛ぶクルマを開発するかもしれませんよ。
私にも言えませんが、はっきり言えることは、人々が性能の良くしかも経済的なクルマを求めるということです。
壊れず、信頼でき、安全でしかも経済的。
我々がもっと高いレベルを期待するのはとても明らかなことです。
もっと安全、もっと経済的、そしてもっと良い性能のものを。
もし性能で買うとしても、安全性や経済性も同時に求めるでしょう。

私もそう思います。ありがとうございました。